ブリュノ クレール シャンベルタン クロ ド ベーズ[2020]

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今日、20haを超える大ドメーヌに発展し、 伝統のマルサネ・ロゼは今も健在。ブリュノ・クレールは苦労人である。マルサネの大ドメーヌ、クレール・ダユに生まれながら、その所有畑を十分に受け継ぐことが出来なかった。祖父でマルサネ・ロゼの生みの親、ジョゼフが死去し、その相続を巡って一族で争いが起こったからである。79年に自分の名を冠するドメーヌを立ち上げてはいたが、その時の畑はマルサネとフィサン、それにサヴィニーのドミノードとモレ・サン・ドニのアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジー。このアン・ラ・リュー・ド・ヴェルジーはクロ・ド・タールの上にある標高300m以上の高地にあり、荒れ地となっていたのをブリュノが整備し、ブドウを植え付けたものだ。85年、クレール・ダユのうち伯母が所有していた半分の土地はボーヌのネゴシアンに売られ、両親や兄弟の持ち畑を統合してドメーヌ・ブリュノ・クレールを強化。90年代に入ってさらに畑を増やし、現在、マルサネからペルナン・ヴェルジュレスまで、合計23haの規模にまで発展している。ブドウ栽培はリュット・レゾネ。手摘みで収穫されたブドウは部分的に除梗(0〜10%)。必要に応じて低温マセレーションを行い、自生酵母による自然発酵を待つ。 樽熟成はクリマとヴィンテージにもよるが16〜22ヶ月。新樽率は20〜50%でグラン・クリュであっても100%ということはない。 ステンレンスタンクの中で1年間寝かされるマルサネ・ロゼの素晴らしさはいうまでもなく、ブルゴーニュ名物ジャンボン・ペルシエとじつに相性がよい。また、昨今人気が急上昇しているマルサネの赤ワインでは、将来1級に認可される可能性のあるランジュロワがとくに素晴らしくお値打ち。このクリマの一部には樹齢70年を超える樹が植えられている。ドメーヌはジュヴレ・シャンベルタンにも数々のクリマを所有する。特級のクロ・ド・ベーズに加え、一級はクロ・デュ・フォントニ(モノポール)、プティット・シャペル、カズティエ、そしてクロ・サン・ジャックだ。ジュヴレ・シャンベルタンらしい力強く豊かな風味が特徴。若いうちからも楽しめるが、長期熟成のポテンシャルは大きい。22ものアペラシオンを南北に離れて所有すると、どうしてもどこかが手薄になるものだが、ブリュノ・クレールの偉大さはどのアペラシオンも完璧に仕上げられていること。 本拠地マルサネから離れたペルナン・ヴェルジュレスやコルトン・シャルルマーニュの白ワインも、驚くべき洗練さとテロワールの正当性を表現している。<輸入元資料より>近年凄まじい勢いで進化と変化を遂げているブリュノ クレール。 その理由は74号に書いたよ うに、ほぼ世代交代をしたから (ブリュノ・クレールさんは対外的には今も当主だが、 仕事のほ ぼ全てを息子と娘の3人が行いドメーヌを運営 している)。 そこから現在のドメーヌの快進撃が始まった。 ところで、 ブリュノ・クレールは前号 (78号)で19年を掲載したばかり。 ここは日本でのリリー スが遅いドメーヌで、かつコロナ影響での海上物流の遅れが続いている。 そのため今回の20年 ヴィンテージのリリースはまだ先となる見込みだ。 にも係らず、 なぜ早速今号に掲載したかとい うと、 この素晴らしいドメーヌの新情報を皆さんにいち早く伝えたかったから。 ともかく20年を試飲して確信したことが、 ブリュノ・クレールが間違いなく超優良生産者の 仲間入りをしたということ。 なお、74号で伝えた3人の役割分担には変化があり、 今回応対してく れたアーチュール・クレール (次男)が醸造担当となっていた。 長男のエドワールは栽培とドメ ーヌ経営に専念し、 残念ながら畑仕事の忙しさから今回は会えなかった。 とにもかくにもワインのスタイルと品質は13年以前のものとガラリと変わり、エレガントで 柔らかく、それでいて確固たる芯があり、ミネラリーで味わいに満ち、 洗練されて上質感がたっ ぷりだ。 この上質感がキモで、 これを表現できるのはほんの一握りの限られた生産者しかいない。 自分の知る限りこのブルゴーニュにおいて、ルーミエ DRC、 ルロワを始めとして10生産者ほ どだ。 とりわけ17年以降のスタイルと品質には驚くものがあり、この20年も暑い年にも係らず 極めてエレガントで、涼し気なニュアンスがた っぷりだ。現在27haの畑を所有する大ドメーヌでありな がら、造られるキュヴェ全てがハイクオリティという奇跡。 いや、 奇跡でもなんでもない。 3人 がワイン造りを担うようになってからの必然だ。今後も更に進化していくだろう。 まったく目が 離せない。 なお、今回の訪問ではブリュノ・クレールだけで巻頭特集ができるほどアーチュール から様々な話をたっぷり聞いた。 しかし、誌面スペースがなく紹介できないのが残念でならない。 リアルワインガイド79号物凄いワインを造った19年のブリュノ・クレールだ。 「非常気温が高く乾燥した気候だったことから病害の発生 や腐敗果はなく、健全なブドウが収穫できました。 収量は確かに少なく、平年のマイナス20~30% でした。 乾燥した 環境の中でじっくりと完熟を迎えたことで水分が減ると同時に糖度も酸度も凝縮され、しっかりとしたストラクチ ャーと強い酸味も保ったブドウになりました。 前年の2018年は個人的にはとても気に入っていますが作業は難しい 年でした。 果実が大柄なタイプで、 常にブレーキをかけながら造ったような感じでした。 それに対して2019年は白 も赤も酸味がしっかりとあり、暑かった気候をカバーしてくれています。 クラシックでブルゴーニュらしいと言え ますが、 全ての要素がやや強めです。 とくに白ワインの品質は特筆すべきで、完熟したシャルドネ種の果実味に酸が のっています。 ピュアで、塩気や石灰質土壌のクオリティも感じられます。 よくバランスが取れているので長期熟 成できることは間違いないですが、 早いうちに飲んでも楽しめるタイプだと思います (アーチュール・クレール)」。 リアルワインガイド78号

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